前回に引き続き、BEHRINGER製品のレビュー記事です。
モーターフェーダーが8ch+マスターで合わせて9機。
背面にはUSBのハブやMIDI端子。
USBハブは本当にただのUSBハブなのでマウスをサブで刺しておくことも可能です。
ただ電源がかなり弱いのか家にあるオーディオインターフェイスを刺した際に動かない製品がありました。
FootControlも搭載ですが使ったことはないです。
もっと安いモーターフェーダーはIcon社などからも出ていますが、今回これを選んだ理由は先日紹介したX Airのコントロール用にも利用したかったからです。
イベントの会場でもしものことがあった際に物理フェーダーがないと復帰が難しいのが最大の理由。
ということでDAWのコントロール用のレビューというよりは、X Airのセットとしてどのくらい有能なのか、という話がメインです。
X Airとつなぐ
基本的には起動時に1ch部のローターノブを押しながら電源を入れて利用するプロトコルを選びます。MIDIも選べるようですが試した時にうまくいかなかったです。
基本的にはX AirとX Controlが同じネットワークにあればいいので直接つないでもルーターを経由しても大丈夫です。DHCPなどの関係から直接つなぐと時々不安定な挙動をします。
基本のフェーダー操作もできますが、面白いのはコンプやEQの操作もここからできること。X ControlのShiftやローターノブを押しながら回すなど、いろいろなところに機能がアサインされていますが、取説に全く使い方が乗っていないので使いながら覚える無茶ぶり仕様です。
個人的によく使う機能はEQです。あらかじめハウリングチェックができればいいのですがそういう時間がないときもあるので動き始めてから危なそうな帯域を耳チェックで削っていくこともあります。
ローターノブを押しながら回す操作はRolandのハードウェアシンセに近い印象を受けました。本当にオマージュだったりして…。
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